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2014.04.20 告白
再開をお約束しながらまた間隔が空いてしまいましたね。

何からごj報告したらいいのか思案してたんです。



実は昨年末から体調が悪く、今年に入っても全く改善してませんでした。
しつこい咳がずっと続いてて、私としてはいつもの風邪が長引いているものだと
思ってました。

しかし、2月になっても全く改善せず、反対にひどくなる一方。
どうにもならず私のデーターのある乳腺の先生に相談したのですが、「肺炎」
どの診断。胸部写真を診ての診断でした。

肺炎の内服治療をして一時はよくなったのですが、アレルギーも疑われるとの事で
その薬に切り替えたらまた肺炎の症状が再燃。やや呼吸困難も出てきて
どうにもならずT総合病院の呼吸器内科の紹介状を書いてもらいました。

呼吸器内科の診察日とM先生の診察日がたまたま重なり、内科と乳腺外科で診察を
受ける事になったのですが、結果は両科とも同じ診断結果。「乳がんによる肺の
リンパ腺炎」、化学療法をした方がいいとの結果でした。
その時点では、食欲もなく呼吸状態もよくはなかったのですが、とりあえず外来で
化学療法をしようという事になり帰宅しました。

しかし、その後全く食事がとれず、横になることもできなくなり、どうしよもなくなり
勤務していたクリニックの先生に相談。主治医のM先生にコンタクトをとってもらい
救急車で入院することになったのです。

それが2月28日金曜日の事。


とてもひどい顔をしていたと、今は元同僚は話してくれました。
血中の酸素濃度の危機的数値。顔面蒼白だったとか。
出る痰は朱色・・・。ひどい状態ですよね・・・。



入院してからは私もあまり経験のない量の酸素吸入。個室で座位で床上安静招致で
トイレだけはなんとかポータブルでできるだけのひどい状態でした。
たぶん、家族も病院のスタッフもダメだと思ってたと思います。

私も入院2目。もう先がないのならポータブルなんて降りたくないと思ってました。


旦那さんが付き添ってくれてましたが、仕事でいないときは一人で個室で壁と
テレビだけみて過ごしてたら、精神的に不安定になったりも・・・。
床上安静、それも座位で壁を見ているだけの一日。私のいる7階の個室はドアを
締め切ってしまうととても静か。その静けさが気持ちを不安定させてました。

おかげで眠剤を勧められたりして、そしてそれが効きすぎて夜間におかしな状態に
なった事もありましたっけ。



おかげ様で入院4日目から化学療法が始まったのですが、これがとても効果があり
10Lの酸素が必要だった私が1か月で酸素がいらなくなるくらい改善したのです。
痰の色も日ましに朱色から黄色へ。

これには病院スタッフも家族も、そして私自身驚きました。

おかげ様で呼吸招待も改善し、食欲も出、酸素なしで歩行できるようになったので
化学療法は外来で受けることにして今月8日退院してきました。


現在はまだ完璧な状態ではありませんし、床上安静のせいでかなり体重の筋肉も
落ちたのでリハビリに専念しています。
歩くのもリハビリです。
からだの不自由な年よりには頑張ってもらってて感謝しています。


化学療法は通院でまだ続ける予定ですが。目に見えて効果があったで本当に
助かりました。おかげさまで酷い副作用もない。よかった・・・。



簡単ですが、これが今までの状況です。


今は冗談のようにみんな「ダメかと思ったよ~」と言ってますが、
治療をしなかったらたぶん、今存在してなかったのでしょうね。


今後どうなるかはわかりませんが、とりあえず生きる事が出来ました。
しばらくはこのまま静養していつもの日常生活が送れるようリハビリして
いきたいと思います。