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2012.12.26 えび騒動


ちょっと前のお話。

旦那さんに知人の方からお歳暮が届きました。
なんと伊勢えび、それもどうも生きたえびが届いたんです。


「うわ~、羨ましい」って皆さんおっしゃるかもしれませんがね。

伊勢えびというとあの大きいえびを連想されると思いますが、実際頂いたのは
ちょっと小ぶり。尾から頭まで20センチくらいのかわいい伊勢えびちゃんが
10匹発砲スチロールの箱の中で眠っていたらしいんです。

らしい、そう私は全く見てないんですよ。


生きてるんですよ。それをどうにか調理して食べなくてはならないんです。

実は私、40を過ぎた頃から魚の生き作りや、あわびの踊り焼きなどがどうも受付なく
なってしまいまして。生きたままさばかれる魚や生きたまま焼かれるあわびの気持ちに
なってしまうんです・・・。

「生きたまま焼かれるなんて自分だったら・・・」
な~んて事を旦那さんに言ったら「肉は食べるくせにおかしなこと言うなあ」と言われて
しまいましたが、でも、自分で生きた物を殺すのはどうしてもダメ。
それに乳がんを経験した今はそれがもっと酷くなってしまって絶対無理。
(ゴキブリはつぶせるのにねえ~)


なのでこの活えびの調理をうちの年寄りにお願いしたら「私も生きてるのはちょっと」
と言われてしまいました。

仕方がないので貰った旦那さんにお願いすると
「あんたが料理してくれるんじゃないの~?」だって!。だってあなたのところに届いた
んだよ~。手伝ってくれたっていいじゃない。


そうなんです、み~んな生きたえびちゃんを料理するのが嫌なんです。
自分でやりたくないので、誰が調理するしないで長時間譲り合っておりました(笑)。
こんなにみんなが拒否する事ってなかなかない事。せっかくのえびちゃんは寒い勝手口の
奥に追いやられてしまってそこで待機しておりました。




で、家族がそろわない事もあって、伊勢えびが届いてから食卓に上るまで2日経って
しまいました。



で、うちの年寄りが業者に問い合わせてボイルの方法を聞いてくれました。
活伊勢えびは水道水に漬けると数分で死んでしまうので、それから料理したらいい
との事。

生きたまま鍋に入れるよりはいいのかな・・・・・。



私が仕事だったので、旦那さんと年寄りでボイルしてくれる事になりました~。
ありがとう~。


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仕事から戻ってきたら殆どボイルが済んでて助かりました。
数匹は水に漬けてもらってから私がぶつ切りにしてお鍋にしてみましたが、
ボイルの方が美味しかったです。


美味しい物を頂くのって嬉しいのですが、生きてるのはちょっとね。